ローン中の車を売って現金化する方法はあります。
ただ、ローンを完済した車に比べると手間がかかるのは確かです。
このページではローン中の車の現金化に必要な手続きと、現金化するときのコツや注意点を詳しく解説します。
どうしても急ぎで現金が欲しい場合はamazonギフト券を使う方法もある
相見積もりをした方がローン中の車を安く買い叩かれるリスクが低いのは確かです。
しかし、即日現金化をしなければならない場合もあるでしょう。
ただ、ローン中の車を即日現金化しても、買取代金でローンの残債を相殺するのであまり大きな金額にならないこともあります。
必要な現金を手に入れられるのかどうかも不安になりがちです。
この打開策としておすすめなのがamazonギフト券買取です。
amazonギフト券をクレジットカードで買って専門業者に買い取ってもらうことで簡単にできます。
翌月にクレジットカードの支払いをすれば問題はなく、必要があれば分割払いやリボ払いなどにして支払いをしていくこともできます。
車を手放す必要がない現金の作り方なので検討してみましょう。
ローン中の車でも現金化可能!お金が必要なら即日対応
ローン中の車は自分の車ではないから売れないのではないかと思うかもしれませんが、実際には売れます。
即時買取に対応している買取業者もあるので、今日中に現金が必要な場合や、どうしても車を手放さなければならないときにも心配ありません。
ディーラーに下取りをしてもらう場合には車を買わなければならないので時間がかかり、車の購入に費用もかかるので他の目的で使用できる現金を手に入れることはできません。
しかし、買取業者なら車を売って終わりにできるので、買取代金は自由に使用できます。
ローン中の車を買い取える仕組みにはいろいろありますが、典型的なのは車の買取代金でローンの残債を繰り上げ返済してしまうやり方です。
買取代金から残債を引いた金額を手に入れることができます。
また、買取業者が提供しているローンに借り換えをする形にする方法もあります。
買取代金を受け取った上で、ローンを返済するのがこの形式です。
銀行で新たに借入をするのに比べて審査が厳しくないのでよく活用されています。
車のローン中でも現金化するために必要な名義の確認と変更
ローン中でも車を現金化することはできますが、手続きをスムーズに進めないと即日で現金を手に入れられるかどうかはケースバイケースです。
ローン中の車売却で大きな問題になるのが名義です。
車は所有者が決まっているので、他の人が所有者になっている場合には売れません。
車検証を見ると所有者が誰になっているかが記載されています。
所有者が自分であれば特に問題ありません。
もし所有者が他人だった場合にはその人でなければ売れないので注意しましょう。
車の名義が販売店やローン会社などになっている場合には、ローンを完済して名義変更をしてもらう必要があります。
家族や友人などの名義になっている場合には、委任状を書いてもらうか、名義変更の手続きを済ませなければなりません。
あるいは名義人に売却手続きをしてもらうことになります。
自分が名義人の場合には売却が可能ですが、ローンの契約書に完済まで売れないという項目が含まれている場合には売れません。
ローン契約をした相手方と交渉して売却する許可をもらう必要があるのが一般的です。
ローン中の車現金化に必要な書類は?
ローンの残債があるときには名義が誰かによって必要書類が異なります。
少なくとも必要なのは車検証・本人確認書類・自賠責保険証・自動車税または軽自動車税の納税証明書の4点です。
リサイクル券の預託証明書も支払い済みなら必要になります。
業者によっては書類手続きのために印鑑も必要になる場合があります。
また、名義変更が必要な場合には、現在の所有者の譲渡証明書と印鑑証明書が必要です。
手続きの際に同席してもらえない場合が多いので委任状も用意してもらわなければなりません。
さらに自分の印鑑証明書を用意して印鑑を持参すれば、後は陸運支局または軽自動車協会に書類が置いてあるのでその場で書いて提出するだけで名義変更手続きができます。
その後、買取業者に依頼して上述の4つの書類を提出して買い取ってもらうという流れになります。
ローン中の車はいくらになる?できるだけ高額査定になるコツ
ローン中の車がいくらになるかは買取業者によって大きな違いがあります。
基本的には査定額からローンの残債が差し引かれます。
高額査定にするためにはローンの残債をできるだけ少なくすることと査定金額が高い業者を選ぶことが重要です。
また、車の名義人が自分ではなくて名義変更が必要な場合には、買取業者に名義変更を依頼すると手数料がかかります。
自分で名義変更を済ませてから査定を依頼すると金額が高くなるのが一般的です。
自分で名義変更をするのが難しい場合には、名義変更手数料の少ない業者を選ぶと良いでしょう。
また、高額査定に受けるには車の状態が良くて人気があり、年式が新しくて走行距離が短いといった点も重要になります。
評価の仕方は業者によって違うので、複数の業者に相談して相見積もりを取るのがおすすめです。
相見積もりをすると時間がかかるため、即日現金化をするのは難しくなります。
時間的に余裕があるなら1社でも多くの買取業者に査定をしてもらって比較するのが高く売るコツです。
ローン中の車現金化の注意点
ローン中の車を買い取ってもらって現金化しようとしたときには注意点が2つあります。
まず、査定価格から手数料を差し引いた金額が残債よりも小さかった場合には支払いが必要になることです。
基本的に車を売った代金を使ってローンの残債を繰り上げ返済し、残ったお金を受け取るという仕組みになっています。
ローンの組み直しに対応している買取業者でない限りは、残債をすべて払えることが必要です。
もし査定価格が低くて残債を支払えない、手数料も加味すると出費になってしまうという状況なら、他社で見積もりを取り直してみるかあきらめるしかないでしょう。
また、ローン中の車は売れにくいので買い叩かれるリスクがあるのが注意点です。
「ローン中では他社では買い取ってくれないだろうから、うちで買い取りますよ」といった話をされることもあります。
本当ならもっと高く買い取ってもらえるはずなのに、弱みに付け込まれて査定価格が低いのに売買契約をしてしまう場合が多いので注意しましょう。
ローン中の車を売るときには、お金がすぐに欲しくて焦っているはずだと思われる場合もあります。
足元を見られてしまうと査定価格が大幅に下がるリスクがあるので、できるだけ複数の業者に査定をしてもらって比較するのが無難です。
相見積もりをするとローン中の車の買取価格について相場がわかるので、いくらくらいで売れるかも具体的に確認できます。
ローン中の車現金化まとめ
このページではローン中の車を現金化する方法について説明しました。
解説してきた内容をまとめると以下のようになります。
- 業ローン中の車でも現金化は最短即日で可能
- 業ローン中の場合には名義の確認と書類の用意が必要
- 業者選びがローン中の車をお得に売るには不可欠
ローン中の車を売るときには時間をかけて業者間比較をした方が高く売れます。
焦らなくて良いときには落ち着いて相見積もりをしてから売りましょう。
もしすぐに現金が必要ならクレジットカード現金化で調達することも考慮して、費用対効果の高い方法を選ぶのがおすすめです。